交際費等(その2)
3、交際費等の認識
支出交際費等の額は、接待等の行為のあった時点で認識する。
したがって、会社が次のような経理をしている場合には、別表四での調整が必要となる。
(1)会社が仮払金経理している場合
当期 → 会社経理 (仮払金)/(現金)
→ 別表四 @仮払交際費認定損(減・留) A支出交際費等の額に含める。
翌期 → 会社経理 (交際費)/(仮払金)
→ 別表四 @前期仮払交際費否認(加・留) A支出交際費等の額に含めない。
(2)会社が未払計上すべき交際費を計上していない場合
当期 → 会社経理 未処理
→ 別表四 @未払交際費認定損(減・留) A支出交際費等の額に含める。
翌期 → 会社経理 (交際費)/(現金)
→ 別表四 @前期未払交際費否認(加・留) A支出交際費等の額に含めない。
(3)会社が前払計上すべき交際費を費用に計上している場合
当期 → 会社処理 (交際費)/(現金)
→ 別表四 @前払交際費否認(加・留) A支出交際費等の額に含めない。
翌期 → 会社経理 未処理
→ 別表四 @前期前払交際費認容(減・留) A支出交際費等の額に含める。
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