税理士試験合格する理論の暗記法〜暗記のコツ〜
私の税理士試験の理論暗記法1
税理士試験の理論暗記はとても大変ですよね。
理論問題は、税理士試験(税法科目)では必ず出題されるので避けては通れないところです。
でも、どうせ勉強するなら、効率的に暗記していきたいものです。
専門学校の授業では、1年のカリキュラムとして、前半、計算に力を入れて、後半、理論に力を入れるというところが多いようです。
しかし、私が実際に税理士試験を受けてみてわかったことは、専門学校の授業のペースでは圧倒的に遅すぎるということです。
もちろん、解説を聞いて税法を理解することは絶対に必要です。
だからと言って、「授業での解説を聞いてから暗記しよう」では、全然ダメです。
では、どうすればいいのか。それは、
暗記 → 解説を聞く → 納得※1 → 理解 → 忘れないように定期的に暗記し直す。
(※1で納得いかない部分については講師に質問し必ず納得してください。)
の順番で進めていくことです。
理論の覚え方ですが、
まずは、覚えようとする理論を6チームに分けます。
チームは関連する理論で構成させます。
そして各チームの理論数は、題数ではなくだいたいページ数が同じようになるようにしてください。
例えば、覚えるべき理論が50題あるとします。
いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす甲乙丙 の50題
Aチーム(○○に関連する理論9題、合計18ページ)
「い」の理論2ページ、「ひ」の理論2ページ、「り」の理論1ページ、「れ」の理論3ページ、「ね」の理論2ページ、「ゐ」の理論2ページ、「け」の理論2ページ、「え」の理論2ページ、「て」の理論2ページ
Bチーム(☆☆に関連する理論3題と◎◎に関連する理論4題、合計18ページ)
「へ」の理論3ページ、「つ」の理論3ページ、「う」の理論4ページ、「く」の理論3ページ、「し」の理論1ページ、「ひ」の理論2ページ、「乙」の理論2ページ
Cチーム(▼▼に関連する理論○題と△△に関連する理論○題、合計18ページ)
Dチーム(★★に関連する理論○題と▲▲に関連する理論○題、合計18ページ)
Eチーム・・・・
Fチーム・・・・
こうしてチーム分けした理論を、最初の頃は1題ずつ暗記していきますが、
徐々に、
同じチームのうち3題の理論をまとめて暗記、
同じチームの理論をすべて暗記、
A・Bチームの理論をすべて暗記、
A・B・Cチームの理論をすべて暗記、
すべての理論を暗記。
というように、暗記量を増やしていきます。
このように関連する理論をチーム分けして暗記していくことで、税理士試験の当日の非常に緊張した場面でも、解答すべき理論が連鎖的に頭に浮かぶようになります。
暗記の方法
理論は書いて覚えては行けません。
目で見て、口でブツブツ言いながら、覚えます。
税法科目に取り組み始めて最初のうちに、書いて覚える方法をやめてください。
書かないと覚えられない、不安だと言う方、大丈夫です。
私は、相続税法の試験を受けた時は、理論を紙に書いたのはたった2度だけでした。
1度目は、全答練の時、2度目は、税理士試験の本番の時。
それでもちゃんと合格しました。
理論を書かないで暗記しても合格することはできるので、書かなくても覚えられる習慣を身につけてください。
理論暗記のスピードが圧倒的に早くなります。
暗記の秘訣
時には、理論暗記がつらいこともあります。
そんな時に備えて、一気に集中力を高めて、やる気になるスイッチを自分の中に作っておくことも必要です。
私の場合は、理論暗記をする前には必ずサプリを飲んでいました。
効能を信じてサプリを飲むと劇的に記憶力が向上するような気がします。
実際に、効果もあると言われていますし、何より「これを飲むと覚えられる」という
自己暗示をかけることで「せっかく覚えてもすぐに忘れてしまうのではないか」とか「こんなにたくさん覚えられるだろうか」といった不安を打ち消し、勉強に前向きに取り組むことができました。
飲むなら一番効きそうなやつをと、いろいろネットで調べた末、学習アップサプリメント【Dr.Dekisugi】
を飲んでいました。
イチロー選手がルーテインを取り入れて集中力を高め、結果を出し続けていることは有名な話ですが、私も知らず知らずの間、サプリを飲んでから理論を暗記するというルーテインを取り入れていたのですね。